Mary MacNamara & Andrew MacNamara (メアリー&アンドリュー・マクナマラ) |
"OPEN HEARTH" | 1.Joe Bane's / The Green-Gowned Lase 2.Off to California 3.John Naughton's Jig 4.Bag of Spuds / Doonagore Reel 5.Peacocks Feather / Harvest Home 6.Reel of Rio / The Reel of Bogie 7.Joe Bane's 8.Bonnie Scotland / Bill O'Malley's 9.The Morning Star / Joe Bane's 10.The Boy in the Wood / The Rooms of Dooagh 11.Big Pat's Reel / Maids of Galway 12.The Humours of Tullycrine(version) 13.Over Moor to Maggie / Boil the Kettle Early |
タイトルは開け放たれた炉床ってことですが、このCDを聴いていると今のアイルランドではあまり見られなくなった暖炉の前での村の仲間を呼んでの音楽会の場にいるような気分にさせてくれます。メアリーの奏でる演奏には派手やかさはない(やや退屈に思う方もいるかも)ですが、その代わり音楽や演奏の暖かさがしっかりと伝わってきます。 好きな曲:5,9,11 |
teada (テアーダ) |
"teada" | 1.tom o'connor's / the joy of my life / handy with the stick 2.teresa halpin's / rathlin island / michael hyner's 3.the surround / up in the garret / part na deorai 4.peigin's peadar 5.micho russell's / bill harte's / the green gates 6.the chaffpool past / the mayday hornpipe 7.the liffey banks / pat molloy's 8.a bhean a' ti 9.tom roddy's / the old firm jig / the maid at the well 10.rossinver braes 11.the crock of gold / johnny's gone to france / the tailor's thimble |
新進気鋭の4人組です。彼らの1st CDは2003年に何かの賞をとったんじゃなかったかと記憶しています。フィドルを中心に、バックの弦やバウロンが演奏を盛り立てています。歌がなんとももっさりしているのがちょっとあれですが、全体の緊張感の中ではまあそんな弛緩もありかと。 あとまあ関係ないんですが、タイトルが全部小文字で読みにくいです。 好きな曲:1,5,10 |
Takehiro Kunugi (功刀丈弘) |
"The Man The Fiddler" | 1.Buttermilk Mary 2.Old Bush 3.スズメバチの道 4.The Diamond Mountain 5.石を積む者達 6.A Pieace of a Fiddler 7.Morning Star 8.Cooley's 9.ひかりの射す部屋 10.The Humor of Ennistymon 11.Virginia 12.Sally Garden |
葉加瀬太郎と同窓生にして彼にアイリッシュ・フィドルを指導、葉加瀬太郎の全国コンサートツアーでのフロントアクトを務めるなど、現在国内でのアイリッシュフィドル第一人者、功刀さんの1st。2005年7月にロックCDを出して周囲を驚かせましたが、この頃から既に既成のアイリッシュから脱しまくってました。4曲目のラップアレンジを初めて聞いたときは度肝を抜きました。しかしこれが何か知らないけど不思議なくらいはまるんですよね。 ただ個人的にはパブで聴ける純アイリッシュCDも期待したいところなんですが、商業的に駄目なんでしょうかね。 オフィシャルサイト:http://hats.jp/kunugi.htm 好きな曲:1,3,4,5,11 |
Tulla Ceili Band (タラ・ケイリーバンド) |
"Echoes of Erin" | 1.The Battering Ram / Tell Her I Am 2.Gallagher's Frolics / Blooming Meadow 3.The Kilfenora Jig 4.The Hayden Fancy 5.Cottage Groves / The Sally Gardens 6.The Siege of Ennis 7.Tim Maloney's / Cooley's Reels 8.St. Ruth's Bush / The Corner House 9.Fairwell to Connaught / The Bucks of Oranmore 10.Imelda Roland's / The Connolly Reel 11.Sean Ryan's Jig / The Leitrim Jig 12.The Good Natured Man / Kitty's Wedding |
マイケルヘイズの父、P.J.ヘイズ率いる、アイルランドを代表するケイリーバンドであるタラ・ケイリーバンドの50年前の録音です。 決して商業的な楽曲ではないし、ややもすると聞いてる途中で飽きてしまうダンス音楽なんですが、踊り出したら不思議なくらいぴったりはまります。ダンスチューンは本来ダンスのための音楽だった、と言うことを改めて認識させてくれる1枚です。 それにしても生で聴きたかった・・・ 好きな曲:1,4,6,10 |
![]() Sharon Shannon , Frankie Gavin , Michael McGoldrick , Jim Murray (シャロン・シャノン、フランキー・ゲイヴィン、マイケル・マクゴールドリック、ジム・マーレイ)) |
"The Suffering Gaels" | 1.The Cappataggle Shuffle 2.The Rookery 3.The Jewels of the Ocean 4.The Road to Corrandulla 5.Billy in the Low Ground 6.Summer's Coming 7.Calum's Road 8.Mickey Joe Mikes 9.The Bass Rock 10.The Cat's Miaow 11.The Clare Reel 12.The Bucks of Oranmore |
デ・ダナンの名フィドラー、フランキー・ゲイヴィンと元ルナサのマイケル・マクゴールドリック、そしてシャロン・シャノンが一同に揃って、真剣に、恐ろしく完成度の高いチューンを奏でています。ジム・マーレイ含め4人の誰が出しゃばるでもなく、お互いを尊重しながら基本ユニゾンで、時に装飾を入れつつ伝統音楽を楽しんでいる、といった感じ。 レコード屋で試聴した時、フロントの3人がカチッとスタートする1曲目からしびれてしまい、即買いしました。 好きな曲:1,3,8,11 |
Mary Custy (メアリー・カスティ) |
"After 10:30" | 1.Cat in the Hopper 2.The Woman of the House 3.Gavottes 4.Rambling Pitchforks 5.Edward Scissorhands 6.After 10:30 7.Road to Miltown 8.Frazers jigs 9.The Little Shepherdess 10.Love Fields |
CD集その4の最後は、最近とみに気になっているクレアのフィドラー、メアリー・カスティです。マーティン・ヘイズなんかもそうですが、こういうゆったりしてて繊細なフィドル演奏は、夜に似合いますね。まさに夜10時半から聴く音楽、といった感じ。 素朴で暖かいクレアの風を運んでくれるような素敵なフィドルを弾く彼女ですが、カスティ・バンドではエレキギターを従えてエレクトリック・トラッドまでこなすそうですから凄い。是非生で聴きたいミュージシャンのひとりです。 好きな曲:4,5,7 |